借金1000万円を返した方法
友人からや消費者金融も含めて合計1000万円。
月の支払いが30万円を超えていた。
借金地獄から抜け出すために腹をくくり
痛みを伴う構造改革に着手したのである。
ポイントは5項目ある。
借金返済への5つのポイント
- 居候をして固定費を限界まで削る
- 金融機関に交渉して金利を削減させる
- 金融機関に交渉して元金のみの支払いスケジュールを長期に引き延ばす
- 追加で借金をして投資資金を確保する
- 毎月の貯蓄を複利運用する
この流れで完済した。
１つずつ解説しよう。
居候をして固定費を限界まで削る
今のスタッフなのだが強引に交渉して家賃水道光熱費を合計で1万円に抑えてもらった。
その代わり掃除洗濯等雑用を全て手伝うことになったが、以前は家賃生活費で15万円程度使っていた為削減幅は大きかった。
携帯も最低限の料金に落とし保険もがん保険と医療保険のみにした。
車も処分して駐車場や車両保険の負担を削減。
歩ける距離はできるだけ歩き電車は使わないようにしていた。
生活にかける費用は1日800円~1000円だった。
これにより生活費は月多くても6万円程度になった。
金融機関に交渉して金利の削減
消費者金融に電話して元金のみの返済にするか自己破産するしか方法がないとせまり元金のみの返済にむりやり納得させた。
当時8社すべてに自分で電話して交渉していた。
それぐらい必死だったのである。
逃げるためではなく数年後の自分をイメージした上での決断だった。
金融機関支払いスケジュールの変更依頼
各消費者金融に元金を減免させたがスケジュールに関してはなかなか引き延ばしに応じてくれない。
自己破産や債務整理をちらつかせながら全社と交渉して、
一社につき月5000円から1万円に設定して10年程度の支払い期限を獲得した。
つらく苦しい戦いだった。
当時耐えられたのは将来計画を綿密に立てていたからだろう。
追加で借金して投資資金を確保
消費者金融との交渉に入ると追加で借入できない。
その為、交渉に入る前に最後に数社の金融機関に審査を申し込んだ。
奇跡が起こり150万円の資金を確保できた。
これにより投資計画を遂行する原資ができたのである。
毎月の貯蓄を複利運用する
金融機関交渉後、月25万円程度の貯蓄が可能になった。
その25万円をリーマンショックで値下がりしていた。
ユーロや豪ドル、投資信託に分散投資していった。
スタート原資は借金からの150万円だ。
約5年で積立額1500万円。
運用利益込みで2100万円になった。
ユーロは上がるかなと単純な理由。
豪ドルはスワップ狙い。
投資信託（不動産投資信託、利益は追加投資）これがメイン。
まとめ
当時の生活状況をまとめよう。
当時の生活をまとめる
- 月の給料が額面32万円程度
- 副業での収入が6万円
- 手取り総額が33万円
- 生活費が月6万円~7万円
このような状況だった。
この状態でスタートできたが、当時は本当に清々しい気分だった。
ここから数年働くだけの人生だったが、5年我慢すれば必ず上の世界を見れる確信があった。
投資に関しては極力リスクをとっていなかったし、考えなくていいレベルの投資に限定した。
5年間は修行僧の様な生活だったが今までで一番充実していたかもしれない。
最後に
5年間で貯蓄した2100万円をアカキンは返済に使わなかった。
その内の1500万円を使いアパート購入した。
まだ借金はかなりあったが自動的に入ってくる収入が欲しかった。
1棟目を購入した所、管理会社からこれを担保にして追加で物件購入しないかと提案があった。
まだ借金があった為、無理ではないかと思ってお願いしたが、なぜかあっさり審査が通った。
購入したのは東京ディズニーランドから徒歩数分の1k16世帯のアパートで当時8000万円だった。
1棟目のアパートを担保にしたため手出しの現金は1円もなかった。
5年以上たつが今でも満室が続いている人気物件である。
この2棟により家賃収入は月100万円を超えていた。
この2棟と給料で約2年程度で借金を全額完済したのである。
ここからアカキンの快進撃の始まりだった。
今では念願だったアメリカンエキスプレスのプラチナカードも保有している。
マンションもペット可能な新宿から数駅の場所にある家賃24万円のタワーマンションに猫とのんびり暮らせるようになった。
あの5年間が今の人生を全て作り上げた。
投資は変わった物をやる必要はない。
普通にあるキャッシュを生む資産だけでいい。
節約こそが稼ぐことであり、これに勝るノウハウは無いのだ
アカキンの方法をほとんどの方は実践できると思うはずだ。
徹底的に節約して普通にある投資を積み立てでやる。
ただこれだけの事。
たった5年で人生は変えられると言い切る事ができるようになった。
だからこそ、結果に焦らないでほしい。
誰でもアカキンのようになれる。
今後はその方法をブログで公開していこうと思う。
楽しみにしていてくれ。
