積立NISA

【超低コスト】積立NISAのSBI・V・シリーズ徹底解説!米国株投資の常識になるか?

パンくん
パンくん
・SBI・V・シリーズって何?
・SBI・V・シリーズのメリットは?
・SBI・V・シリーズは安さ以外にメリットはあるの?

こんな悩みを解決する記事です。

✔︎本記事の内容

  • 【超低コスト】SBI・V・シリーズ徹底解説
  • SBI・V・シリーズのメリット
  • SBI・V・シリーズは信託報酬の安さだけではない

✔︎本気事の信頼性

こんにちは、アカキンです。

どの投資信託を購入するかを決める1つの基準として”信託報酬の安さ”があります。

信託報酬は安いに超したことはありませんよね。

先日、SBI証券から登場した【SBI・V・シリーズ】は、信託報酬が業界最安水準の新ファンドとして登場しました。

この記事では信託報酬が業界最安水準であるSBI・V・シリーズについて解説します。

この記事を読むとSBI・V・シリーズのメリットがわかり、あなたの投資信託の購入のお役に立てると思います。

それではいきましょう。

 

【超低コスト】SBI・V・シリーズ徹底解説!米国株投資の常識になるか?

積立NISAとは?

超低コストのSBI・V・シリーズは積立投資には最適です。

中でも利益に税金のかからないつみたてNISAと組み合わせれば、資産を増やすベストな選択といえるでしょう。

アカキン
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つみたて投資の詳細については以下の記事を参考にしてください。

≫積立NISAとは?初心者にもわかりやすく解説【知らないと損】

積立NISAとは?
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【超低コスト】SBI・V・シリーズが登場

徹底解説

先日、SBI証券では世界最大級の投信運用会社である米国バンガード社のETFを組み入れた、低コストインデックスファンドを【SBI・Vシリーズ】としてシリーズ化しました。

このシリーズ化に合わせてSBI・V全米株式とSBI・V高配当株式という2つのファンドが同時に発表されています。

このSBI・Vシリーズの凄さは何といっても業界最安水準の低コストです。

世界最大級の投資運用会社であるバンガード社に投資できて、さらに業界最安水準のコストで運用できるっていうのが凄いですよね。

SBI・Vシリーズとはバンガード社のETFに超低コストで投資できる投資信託シリーズのことですね。

バンガード社とジョンボーグル

バンガード社を簡単に説明すると、世界初のインデックス型投資信託を個人投資家に提供した会社で、創業者のジョンボーグルさんはインデックスファンドに個人が低コストで投資できる機会を与えた人物とも知られており、インデックスファンドの父ともいわれています。

なので、我々が積み立てNISAでインデックス投資ができるのもこのジョンボーグルさんのおかげなんですね。

そんなバンガードのファンドに投資をしようと思ったら、これまでは米国ETFを通してしか投資出来なかったんですね。

米国ETFは米国株の購入方法と同じなので、手持ちの資金をドルに両替する必要があったりと、投資初心者の方が投資するにはハードルが少し高いという欠点がありました。

今回のSBI・V・シリーズはそのバンガード社のETFに、国内の投資信託から簡単に投資できるようにした商品です。

アカキン
アカキン
吹き出しの内容楽天にも同じくバンガード社に投資できる投資信託がありますが、SBI・V・シリーズは楽天バンガードよりも、さらに低コストで運用できるんです。

 

SBI・Vシリーズの商品

商品

ではここからはSBI・Vシリーズの商品を紹介します。

SBI・Vシリーズには次の3本があります。

  1. SBI・V・S&P500
  2. SBI・V・全米株式
  3. SBI・V・米国高配当株式

 

SBI・V・S&P500

1つ目のSBI・V・S&P500ですが、これは元々、SBI・バンガード・S&P500という名称で2019年9月から販売されていて、その信託報酬率の低さを追い風にして純資産残高が2,000億円を超える規模になっています。

SBI・V・S&P500は信託報酬が0.0938%で積み立てNISAで好評のイーマクシススリムシリーズよりもさらに低コストです。

SBI・V・全米株式

2つ目のSBI・V・全米株式と3つ目のSBI・V米国高配当株式ですが、この2本が今回新しく設定されたファンドです。

まずSBI・V・全米株式ですが、この商品の投資対象はさきほどのS&P500と同じアメリカですが、全米のほぼすべての株式に投資する「VTI」に連動する投資信託です。

VTIとS&P500の違いは銘柄数です。S&P500 は米国の大型株500社ですが、VTIは3600社と全米のさまざまな会社に投資されています。ですがリターンは検証してもほとんど変わらないのが現状なので、大型株が好きであればS&P500で、小型株も含めてとにかく分散しておきたいという方はVTIに連動するSBI・V全米株式を選ぶといいと思います。

このSBI・V・全米株式の凄いところは、信託報酬の安さですね。

SBI・V全米株式の実質的な信託報酬は、0.0938%で、類似商品である楽天・全米株式(VTI)の実質的な信託報酬は0.162%と、40%も下回る水準になっています。これまではVTIへ投資する場合、楽天VTIしかなかったんですが、低コストでVTIに投資する選択肢が増えたことは素晴らしいことだと思います。

SBI・V・米国高配当株式

そして3つ目のSBI・V高配当株式ですが、こちらは米国の高配当株に投資するETFであるVYMに連動した投資信託です。このVYMに投資できる投資信託についても楽天バンガードシリーズで楽天VYMという類似商品があります。

この2つの信託報酬を比較してみると、SBI・V米国高配当株式は0.1238%で楽天VYMは0.192%になっていて、30%も下回る水準となっています。これだけ低コストで配当金も貰えるの?って思うかもしれませんが、このような商品の場合、通常、配当金はVYMから貰っても、再投資する形で複利運用されるので、配当金としては受け取れない可能性が高いと理解しておいてください。

アカキン
アカキン
これでSBI・Vシリーズの商品を理解できたと思います。

 

積立投資は低コストの商品を選択しよう

選択

次に低コストの商品を選ぶメリットについてです。

積み立て投資で大切なことは、できるだけ信託報酬の安い投資信託を選ぶということです。

信託報酬とは分かりやすく言うと手数料のことですね。

下の表にもあるように信託報酬が1%を超えるものもありますが、最近は0.2%以下のものが多くなりました。

信託報酬

長期間の運用になればなるほど信託報酬で資産が大きく変動してしまうので、できるだけ低コストの商品を選ぶことが大切です。

では実際にどれぐらいリターンに影響があるのか見てみましょう

シミュレーション

このグラフは信託報酬が0.0938%のSBI・V全米株式と0.162%の楽天VTIを20年間運用した時の資産残高の推移です。

SBI・V全米株式も楽天VTIも、ともに年間リターンは5%として毎月5万円を積み立てしているものとして計算しています。

20年後の資産残高を見てみると、信託報酬が0.0938%のSBI・V・全米株式は資産残高が1962万円。利益は762万円です。

信託報酬0.162%の楽天VTIの20年後は1949万円。利益は約749万円になります。

同じ全米に分散投資する商品なのに、このように信託報酬の違いだけで20年後に13万円も差がついてしまうんです。

けっこうバカにならない金額になるので、同じリターンが狙える商品であれば、信託報酬が安い商品を選びましょう。

 

SBI・V・シリーズのメリットは信託報酬の安さだけではない

その他のメリット

そして、SBI・V・シリーズのメリットは信託報酬の安さだけではないということですね。「VTI」や「VYM」は既に保有している投資家も少なくない、人気がある米国ETFです。

それらへのETFへ業界最安水準の信託報酬で、なおかつ日本円で投資できることが「SBI・Vシリーズ」の特徴です。

「SBI・V・シリーズ」のその基準価額は連動する原資産が米国ETFである以上、為替の影響を受けます。しかし、投資家の立場から見て、売りどき、買い時に為替を意識しなくていいのは投資の敷居を下げるという意味で重要です。

また例えば「VYM」を米国株市場で購入するとなれば、仮に1口でも100ドル程度が必要ですが、「SBI・Vシリーズ」は投資信託ですので、例えばSBI証券であれば100円から購入が可能です。ざっくり敷居が100分の1になります。

積立にも対応している点も手掛けやすいと言えます。

 

SBI証券ではクレカ積立を設定しよう

クレジットカード

投信の積立といえば、楽天証券のカード積立を利用者している人が多いです。

これに対して、SBI証券も6月30日から三井住友カードと提携してカード積立サービスとそれに伴うポイント付与を開始しました。

これを機にSBI証券に口座を持っていなかった人が、新たに口座を開設して「SBI・V・シリーズ」の積立を開始する人も増えると思います。

既にSBI・V・S&P500は積立NISAの対象ですが、SBI・V・全米株式も積立NISAの対象となります。カード積立で積立NISAを利用することも、もちろん可能です。

なので、SBI証券で積立投資をしようと考えている方は、必ずクレカ積立を設定するようにしてください。ノーリスクで積立額の0.5%のポイントを貰うことができるので忘れずに設定しましょう。

まとめ

まとめ

といういことで今回はSBI・V・シリーズについて解説させて頂きました。

これだけ低コストで投資できる商品を提供してくれるのは本当にありがたいですね。

クレカ積立のポイント還元もそうですが、こうしたお得な仕組みを活用したり、低コストのファンドで運用することでリターンを高めることにつながるので、上手に活用していきたいですね。

アカキン
アカキン
吹き出しの内容それでは本日は以上です。長時間お付き合いいただきありがとうございました。

 

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