こんなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
トライオートFXは優秀な自動売買ツールとして人気があります。
しかし、含み損を抱えたままだといつまでたってもポジションを解消できないため、せっかく積み上げた利益も確定することができません。
本記事では、トライオートFXの出口戦略について解説します。
【本記事からわかること】
- トライオートFXで含み損が発生する仕組みがわかる
- トライオートFXの含み損の考え方がわかる
- トライオートFXの出口戦略がわかる
【アカキンの運用実績】
投資資金は100万円。
月々約2万円の利益を積み上げています。
はじめに設定をしてからは完全にほったからし。
まさに不労所得といえるでしょう。
トライオートFXでの含み損はなぜ発生するのか?
トライオートFXにおいて、含み損は必ず発生すると言っても過言ではありません。
それはトライオートFXに限らず、どのFX自動売買でも同じこと。
理由はその仕組みにあります。
トライオートFXの仕組みはあらかじめ設定した価格に予約注文をしておき、その価格に達すると購入する仕組みになっています。
そのような予約注文が何十個も仕掛けられており、設定した利益幅に達すると決済されるというわけです。
インヴァスト証券さんが提供する動画がわかりやすいので一度確認して見ると良いですよ。
<引用元:インヴァスト証券>
買い注文の場合、相場が上昇していれば決済されるので含み損は抱えにくのですが、逆に下落しているときは決済できないので多くの含み損を抱えることになります。
逆に売り注文の場合は、上昇しているときは多くの含み損を抱えることになります。
しかし、あくまでレンジ相場を想定した取引となりますので、価格が戻ってくる可能性が高いと言うのが前提条件です。
我慢するのは利益を積み上げるためには必要な時間だという認識を持ちましょう。
どうしても含み損を抱えたくないという人は、損切り設定をすれば大きな含み損が発生することはありません。
ですので、含み損を抱えたくない人は損切り設定をするようにしましょう。
損切り設定の方法は後ほど解説します。
含み損の考え方とは?
トライオートFXで利益を得るためには、含み損とうまく付き合っていかなければなりません。
含み損と聞くとマイナスに捉えられる人が多いでしょう。
しかし、トライオートFXにおいて含み損は「稼ぐための前準備」という位置付けになります。
なぜならば、価格は戻ってくることを前提としたレンジ相場であることと、価格変動しにくい通貨ペアを選択しているから。
価格が戻ってくることを前提に考えれば、下落しているときは安く仕込める絶好のチャンスです。(売り注文の場合は上昇しているときが絶好のチャンスです。)
価格が戻ってこなかったら?と思われる人もいるでしょう。
そのために、過去のデータから長期にわたってレンジ相場を形成している通貨ペアを選択しているのです。
含み損は稼ぐための前準備。
含み損が増えたときは安く仕込めていると考え、気持ちに余裕が持って取引できるようにしましょう。
トライオートFXの出口戦略は?
トライオートFXの出口戦略は3通りある。
【トライオートFXの3つの出口】
・損切り設定をする
・トータルでプラスを目指す
・マイナスポジションが解消するまで待つ
損切り設定をする
トライオートFXでは、損切り設定をすることができます。
ここに数値を入れると損切り設定となります。
表記は『pips』です。
pipsとは?
異なる通貨単位でも使用できるようにするために、共通単位で表せるようにしたFXの取引で使用される単位
円の場合は、
『1pips=0.001円=1銭』
ドルの場合は、
『1pips=0.0001ドル=0.01セント』
例えば豪ドル円を1,000円で損切り設定をしたい場合は、『1,000pips』と入力します。
上記の場合の計算方法はこのようになります。
最小通貨単位1,000通貨で計算しているので、
『1,000通貨×1,000pips×0.001円=1,000円』
となります。
取引数量により損切りの金額が変わってくるので、注意しましょう。
トータルでプラスを目指す
トライオートFXのようなFX自動売買では、含み損を抱えながら少額の利益をコツコツ積み上げていくのが一般的です。
コツコツと利益を積み上げていけるのはレンジ相場だからであって、未来永劫続くかといえばそうではありません。
必ず終わりはやってきます。
では、実際の豪ドル円のチャートを例に見てみましょう。
このチャートでは、ブルーでハッチングされたレンジ相場が下抜けし、黄色でハッチングされたレンジ相場に切り替わっています。
ポイントはレンジ相場を抜けたポイントでどう対処するか、です。
このときに積み上げた利益が含み損よりプラスになっていれば利益となり、マイナスであれば損切りとなる。
これがトータルでプラスを目指す出口戦略となります。
長くレンジ相場に留まるためには、レンジ相場を形成しやすい通貨ペアを選ぶのが勝つための秘訣。
それが、豪ドルNZドルであり、豪ドル円なのです。
なぜ豪ドルNZドルと豪ドル円がいいのか。詳細はこちらを参考にしていただきたい。
\豪ドルNZドルの記事はこちらから/
\豪ドル円の記事はこちらから/
マイナスポジションが解消するまで待つ
含み損は未確定の損失です。
つまり、含み損を確定させなければ損失は発生しないということです。
トライオートFXは、一部の注文を止めたり再稼働させたりと細かな設定が簡単にできるという特徴があります。
含み損のポジションのみをそのままにして、それ以外のポジションを決済するなんてことももちろん可能。
停止方法はこのようになっています。
①停止させたい注文名をクリック
②停止させたい注文の先頭のマークをクリック
③OKボタンをクリック
④注文が停止されたことを確認
このように細かな設定も4ステップでできるのはトライオートFXならではですね。
しかし、注意点が一つ。
保有するポジションによって必要証拠金の金額が異なり、一部の資金が拘束されます。
全ての資金が引き出せる訳ではありません。
また必要証拠金ギリギリまで引き出してしまうと、ロスカットされる可能性もありますので注意が必要です。
\トライオートFXの停止方法についての詳細はこちらから/
まとめ
本記事では、トライオートFXの出口戦略について解説しました。
要約するとこのようになります。
【トライオートFXの3つの出口戦略】
- 損切り設定をする
- トータルでプラスを目指す
- マイナスポジションが解消するまで待つ
どれを選ぶかはあなた次第。
しかし、自動売買の特性上は損切りを設定するのはお勧めできません。
なぜなら、損切り回数が増えるから。
ネット上で公開されている人の情報を見ても、損切り設定していないのはそのためです。
アカキンが狙う出口戦略は、②トータルでプラスを目指す方法。
『マイナスポジションを解消するまで待つ』というのも手ですが、その分資金が拘束されてしまいます。
資金に余力がある場合はいいかもしれません。
しかし、投資したいときに投資できない機会損失のリスクはとりたくないので、アカキンはトータルでプラスを目指す方法を出口戦略としています。
アカキンの結論をまとめると以下のようになります。
【アカキンの結論】
- 『トータルでプラスを目指す』戦略をとる
- ただし、資金に余裕がある場合は『マイナスポジションが解消するまで待つ』
あなたはどのような出口戦略をとりますか?
想定レンジを抜けたときに慌ててパニックにならないように、今から出口戦略を決めておくことをおすすめします。
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