設定ってどうするの?
SEOに関係するって本当?
こんな疑問を解消します。
【本記事で内容】
- パーマリンクとは?
- パーマリンクの設定方法
- おすすめなパーマリンクの決め方
- パーマリンクを後から変更するデメリット
- どうしてもパーマリンクを変更したい時の対応
WordPressの「パーマリンク」設定は、正しい知識を知らないとSEOの観点から悪い影響を及ぼしてしまうのでとても重要です。
知らずに変更してSEO評価が下がってしまった…という事にならないためにも、正しい知識を身につけておきたいところ。
本記事では、パーマリンクの正しい知識を解説します。
目次
パーマリンクとは?
【パーマリンクとは?】
サイト内の個別の記事に対して設けられたURLの事
具体例は以下の通り。
https://mattari-toushi.com/affiliate-selections
「.com/」の後ろの「affelinte-selections」の部分がパーマリンク。
パーマリンクはデフォルトのままだと数字や英語がランダムに表示されるだけですが、しっかりと設定をすれば自分の好きなように決めれます。
パーマリンクの初期設定を変更しよう
ここでパーマリンクの初期設定は、早めに変更する事を強くおすすめしています。
理由は、SEOだけでなくユーザビリティの観点からもデメリットが大きいから。
パーマリンクの設定は難しいと思われがちですが実はすごく簡単で2ステップデ完了です。
【パーマリンク設定】
- 初期設定をする
- 記事単位で最適なパーマリンクに設定する
では、順番に解説します。
パーマリンクの初期設定
まずは「WordPress」にログインしましょう。
WordPressでの設定は簡単で、30秒ほどで終了します。
手順は以下の3つ。
【パーマリンクの初期設定】
- 設定⇒パーマリンク設定
- カスタム構造を変更
- 各記事で最適なパーマリンクを設定
それぞれについて、画像を用いて解説します。
①設定⇒パーマリンクを設定する
②カスタム構造を選択し「/%postname%」を入力
以上で、設定画面からのパーマリンク設定は完了です。
③各記事で最適なパーマリンクを設定
各記事毎に□内にパーマリンク設定をすればパーマリンクの設定はすべて完了です!
おすすめなパーマリンクの決め方は?
Googleが明言している「パーマリンク」のルールは以下の3点。
【パーマリンクの3つのルール】
- できる限りシンプルなURL
- 日本語は使用しない(推奨は英語)
- 単語間は「ハイフン」でつなごう。
では、解説しますね。
①できる限りシンプルなURL
1つ目のルールは、シンプルなURLにすることです。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
[引用元:Googleガイドライン]
シンプルなURLというと、「短いURL」を思い浮かべるかもしれませんが少し違います。
理想のURLは、「パーマリンクを見てどんな内容の記事かわかる」のがベスト。
例えば以下のURLなら、
https://mattari-toushi.com/seo
パーマリンク「seo」から「SEO関連の記事」というのが容易に推測できますよね。
パーマリンクはできる限りシンプルに設定しましょう!
②日本語は使用しない(推奨は英語)
次はパーマリンク設定においてやってはいけない行為です。
パーマリンクを日本語で入力すると、以下のように意味の無い文字列で表示されてしまいます。
https://mattari-toushi.com/1%hfa5%egp6%
これだと上記で述べたようにどんな記事内容か全くわかりませんよね?
日本語のパーマリンクはSNSへの投稿時に文字化けしてしまう特徴があります。
読者からすれば「怪しいサイト?」と不安に思われ、SNSからの流入に影響出る可能性が高いです。
Googleも以下のように明確な考え方を記載しています。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
[引用元:Googleガイドライン]
日本語のパーマリンクは避け、英語で入力しましょう。
パーマリンクを英語にするときの注意点が1点だけあります。
日本語をアルファベット表記するのもおすすめできません。理由はGoogleがクロールしにくいから。最悪の場合はインデックスされない可能性もあります。
パーマリンクは「英単語」にしましょう。
③単語間は「ハイフン」でつなぐ
パーマリンクで2つ以上の単語を使用する場合は、単語間にハイフンを使用しましょう。
例えば以以下のように、
https://mattari-toushi.com/blog-start
理由は明確で、Googleのガイドラインにも以下のような記載があります。
RL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
[引用元:Googleガイドライン]
少しでも短くしようと単語を繋げているパーマリンクをみますが、無理に繋げて1つの単語のように表記するのではなく「ハイフン」で単語を繋ぐようにしましょう。
パーマリンクを後から変更するデメリット
【パーマリンクを後から変更するデメリット】
- SEOの評価がリセットされる
- リンクが無効になる
SEOの評価がリセットされる
パーマリンクを変更すると、SEOの評価がリセットされてしまいます。
1文字でも変われば、「別の記事」と認識されてしまうからです。
今までの評価がゼロになってしまうので、後からパーマリンクを変更するのはあまりおすすめできません。
リンクが無効になる
パーマリンクを変更すると、変更前のリンクはすべて無効になります。
内部リンクであれば自分で修正できますが、被リンクは修正で出来ないのでSEOの観点からもリスクが高いと言えます。
また今までブックマークしていた読者の方もアクセスできなくなるので、既存の読者からの流入も減少してしまうので、何も良いことはありません。
どうしてもパーマリンクを変更したい時の対応
変更してしまった場合は、どうしたらいいの?
パーマリンクを後からどうしても変更したい場合や、デメリットを理解しないで変更してしまった場合は「301リダイレクト」で変更前の評価を引き継ぐ設定をしましょう。
【301リダイレクトとは?】
変更前のURLが持つSEO評価を引き継ぎ、変更後のURLへ自動転送できる方法
方法は簡単で、WordPressの「Redirection」というプラグインを使います。
設定は4ステップで2分もあれば完了。
【Redirectionの設定方法】
- プラグイン「Redirection」をインストールして有効化
- 変更前のURLを「ソースURLのみ」入力
- 変更後のURLを「ターゲットURL」に入力
- 「転送ルール」の追加をクリック
「Redirection」は1記事づつしか設定できません。
あくまでパーマリンクを後から変更する「非常時」のみに有効な方法と理解しましょう。
パーマリンクの設定は最初が肝心、後から変更しなくてもいいように注意しましょう。
【WordPress】パーマリンクの決め方と設定方法【デメリットも解説】のまとめ
パーマリンクの決め方のポイントは3点。
- できる限りシンプルなURL
- 日本語は使用しない(推奨は英語)
- 単語間は「ハイフン」でつなごう。
パーマリンクはしっかりと正しい知識を持って設定しないと、SEOに悪い影響を及ぼすリスクがあります。
パーマリンクの初期設定は簡単で、決め方も上記3点を意識するだけ。
これからWordPressでブログを始める方は、めんどくさがらずにすぐに設定しましょう。