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ジョージ・ソロスに学ぶ投資の哲学3選

アカキン
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投資で勝ち続けるためには、優れた投資手法を学ばなければいけないと考えている方も多いだろう。だが、最も重要なのは【考え方】だ。方法論の前に投資に対する考え方がしっかりしていなければ勝つ事は難しいだろう。本記事では世界的に有名な投資家【ジョージ・ソロス】の投資哲学に触れたいと思う。

記事を読んでわかる事

  • ジョージ・ソロスとは?
  • ジョージ・ソロスの投資哲学

 

ジョージ・ソロスとは?

ジョージ・ソロスとは?
アカキン
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ジョージ・ソロスは世界を代表する投資家の一人である。

史上最強のヘッジファンドとして呼び名が高いクォンタム・ファンドを率いており、【イングランド銀行を潰した男】として有名です。

1969年にこのファンドに200万円を投資していれば、1997年には30億円ほどに資産が増加していただろうと言われるほど高い投資収益をあげています。

ジョージ・ソロスは1930年にハンガリー系ユダヤ人として生を受けました。

オープンソサエティ財団を設立し35年で約146億ドルもの資金を慈善事業に投じています。

ジョージ・ソロスは、慈善事業と投機で財をなした投資家と言えるでしょう。

世界に名だたる大投資家であるジョージ・ソロスの投資方針から、個人投資家が学べることはあるのでしょうか。

この記事ではジョージ・ソロスについてご紹介し、投資家として見習うことができるジョージ・ソロスの投資哲学についてご紹介します。

 

イングランド銀行をつぶした男

イングランド銀行をつぶした男
アカキン
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漫画に出てくるような呼び名だが事実なんだ。…カッコいい。

ジョージ・ソロスは、イングランド銀行を潰した男として悪名高い投資家です。

実際にはどのようなことをしたのでしょうか。

 

ギリス・ポンドのユーロへの統一の気運

1990年のイギリスでは、今のEUの前身にあたるECが加盟国内でどこでも使用することができるユーロへの自国通貨ポンドの統合が盛んに議論されていました。

イギリス・ポンドを廃止して、ユーロに統合するためには市場価値で高すぎるポンドの通貨切り下げが望まれていました。

しかし通貨の切り下げはイギリス経済に大きな打撃を与えることになるので、イングランド銀行はこの決断を躊躇していました。

ポンドの切り下げ圧力に屈しないようにイングランド銀行は、必死にポンドを買い支えていました。

 

ジョージ・ソロスの見解と行動

ポンドの下押し圧力が強いにもかかわらずイングランド銀行が恣意的に通貨を買い支えるというシチュエーションは、本来自由であるはずの経済が歪められているとジョージ・ソロスは判断しました。

このことからこの歪みを是正するためにジョージ・ソロスは、なんと百億ドル相当のイギリス・ポンドを空売りしたのです。

圧倒的な空売りによりイングランド銀行はイギリス・ポンドを買い支えることができなくなり、結果的にイギリス・ポンドをユーロに統一することは断念せざるを得なくなりました。

このことからイギリスがユーロに統一通貨を使用することができなくなるという結果となりました。

この点でジョージ・ソロスは主に欧州連合の関係者から非難を浴びましたが、この空売りをきっかけにしてイギリス・ポンドが大きく下落したことによりイギリス経済自体は復調の兆しを見せ、大局的にはイギリス経済を救ったとの評価もあります。

このようにジョージ・ソロスは市場の歪みを発見して、それを是正するような投資行動を行うことによって莫大な財を成したのです。

 

ジョージ・ソロスに学ぶ投資の哲学

ジョージ・ソロスに学ぶ投資の哲学
アカキン
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そんなジョージ・ソロスはどのような投資哲学を持っているのか確認してみよう。

市場は常に間違っている

イギリス・ポンドに大規模な空売りを仕掛けることで、莫大な財をなしたジョージ・ソロスの投資哲学は、【市場は常に間違っている】ということです。

ジョージ・ソロスの投資哲学の根本には、再帰性理論があります。

これは端的に言ってしまえば市場に対して大胆な逆張りをするということです。

現代経済学の父であるアダム・スミスが述べた【神の見えざる手】で象徴的に表されているように、市場経済は自由な競争によって最適な資源配分が出されるというものが原則であるとされています。

しかし一国の金融機関が通貨の価値を維持するなどの何らかの思惑で自由な競争が妨げられている状況では、市場には常に偏りが生じるとジョージ・ソロスは考えています。

この偏りを是正する、という考えがジョージ・ソロスをして莫大な財を成さしめたと言えるでしょう。

 

まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。

ジョージ・ソロスは1930年にハンガリーで生まれたユダヤ人でした。

そして第二次世界対戦でナチス・ドイツがハンガリーに侵攻してきたことをきっかけにして、ハンガリーを含めた東ヨーロッパではユダヤ人の虐殺が進行することになりました。

このような状況下で命からがら逃げ出したジョージ・ソロスが持つことになった投資哲学は、【まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。】ということでした。

これは現代の投資環境でも当てはめて考えることができます。

過度な投資を行うことで投資家のリスク許容度を大きく超越したリスクを負ってしまい、市場から退場せざるを得ないという場面は往々にしてあります。

まずは自分のリスク許容度を正確に把握して、どこまで損失が拡大したら損切りするのか、どこまで利益が出たら利確するのかなどの自分の中での投資ルールを明確にした上で、冷徹にそれを実行していくということで、再び市場に戻ってくることができないような大きな損失を避けることができます。

まず市場で生き残ること。

これを第一の目標にして継続的な投資を実行していくことが重要なのではないでしょうか。

 

市場のトレンドに追従する行動は必ずしも非合理的ではない

ジョージ・ソロスは企業の財務諸表や綿密なリサーチによって投資判断を下すファンダメンタルズ分析による株式購入も重要であると考えている一方で、テクニカル分析などで投資手法を見出すことができるトレンドに沿って投資することもまた悪くないと考えています。

自らのファンダメンタルズ分析を過信するあまりトレンドを無視するようにあっては、市場の大多数の趨勢であるトレンドによる価格の上下に飲み込まれてしまい、結果的に大きな損失を被る可能性を指摘しています。

トレンド分析による投資を考えている人は、それのみに固執しまいがちですが、実際の投資判断をする際にはファンダメンタル分析を行うことで、より堅実な投資を実現することができるともいえるでしょう。

 

まとめ

ジョージ・ソロスに学ぶ投資哲学をまとめるとこのようになります。

【ジョージ・ソロスの投資哲学3選】

  1. 市場は常に間違っている
  2. まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。
  3. 市場のトレンドに追従する行動は必ずしも非合理的ではない

偉大な投資家であるジョージ・ソロスは、独自の投資哲学を持っているのでその投資手法を真似るということは難しいかもしれません。

それでも実績を残している投資家であることは間違いないので、取り入れることができる部分だけでも取り入れることによって自らの投資成果を少しでも向上させることができるかもしれません。

アカキン
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ジョージ・ソロスの投資哲学に触れてみてどうだっただろうか?投資をギャンブルと勘違いをして大きくリスクをとり取引されている方を多く見かける。だがそういった感覚で投資をされている方は市場の中で生き残れないだろう。マイルールを作り冷静に判断して取引をする。ジョージ・ソロスの投資哲学には勝つ為の要素が盛り込まれてる。ぜひ参考にしていただきたい。
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