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お金を稼ぎたいならお金のために働かない
一見するとおかしな事を言っているようにも思えますが、お金を稼ぎたいのであればお金のために働いてはいけません。
事実、お金持ちや富裕層と呼ばれる方々はお金の為に働いたりはしません。
自分の為にお金に働いてもらっているのです。
この考え方の差こそが所得の差に繋がっている1つの要因なのです。
なぜお金を稼ぐために働くのか?
多くの方は生活をするためや家族を養うためにお金を稼ぐ必要があり、なんらかの仕事をしていることでしょう。
サラリーマンであれば、下記のように毎日同じようなルーティンワークをこなしているのではないでしょうか。
- 同じ時間に起床して
- 同じ電車(車)に乗って
- 同じ道で会社に向かい
- 同じような仕事をこなす (帰りも同様)
生活をするために会社に尽くし、いつか給料が上がるだろうと望み待ち続ける。
または、アルバイトなどの副業をして収入を得ている方もいるかと思います。
しかし、このようなお金の稼ぎ方ではいつまでたっても現状維持が精一杯で、暮らしが楽になることはありません。
2019年10月以降には消費税が10%に引き上げられますが、今後はさらに増税され働いても働いても手元に残るお金は減り続けることでしょう。
それは下りのエスカレーターにのっているようなもので、上り続けなければ現状維持さえ難しい状態になるのです。
お金を稼ぐとはどういうことか?
お金を稼ぐとは、自分の何かを相手に差し出すことで収入を得る行為をいいます。
原則は【対価と報酬】です。
サラリーマンやアルバイトの方々は自分の【時間】を対価として企業に差し出し、【給料】という報酬を受け取る。
自営業やフリーランスの方々は自分の【スキル】を対価として購入者に差し出し、【施工料】という報酬を受け取ってるのです。
つまりお金を稼ぐとは、対価として何を差し出して報酬を得るのか?が重要なのです。
この対価に当たる部分がお金持ちとそうでない人では明らかに違います。
【お金持ちでない人の対価】
- 時間
- 労力
- スキル
【お金持ちの対価】
- お金
お金持ちでない人々は報酬を得る対価として【自分の持つ何か】を差し出すのに対して、お金持ちは【お金】を差し出します。
これこそが、お金に働いてもらうということなのです。
お金持ちになれない理由
多くの方々がお金持ちになれない理由は、報酬を得る対価として【自分の持っている何か】を差し出しており、お金を働かせていないからです。
時間は誰でも24時間と決まっています。
仮に時給2,000円の高額な仕事を1日8時間毎日したとしても月額496,000円が限界です。
これは1ヶ月毎日休みなく働いた結果で、現実には厳しいのではないでしょうか。
労働力もスキルも同じことが言えるでしょう。
つまり【自分の持っている何か】には限界があるため、それ以上にお金を稼ぐことができないのです。
お金持ちになる方法とは?
お金に働いてもらえば、あなたが何をしていたとしてもお金を稼ぎ続けてくれます。
- 違う仕事をしている間
- 食事をしている間
- 遊んでいる間
- 寝ている間
どんな時でもあなたの代わりにお金を産み出してくれるのです。
時間や労働力を提供して収入を得るサラリーマンがお金に働いてもらうようにするためには、正しいお金の知識を身につける必要があります。
しかし、お金について教育を受けたことはありますか?
実際に日本の教育は、高校や大学まで一般教養を身につけて終了というケースが多いです。
お金について教えられることはなく、むしろお金について語ろうものなら【いやらしい】という考え方が暗黙の了解として浸透しています。
お金についての知識は社会人になってから自主的にしか身につける事が出来ないので、人により大きな開きが出てくるのです。
お金の知識だけでは稼げない理由
お金の知識を身につけるだけではお金を稼げるようにはなれません。
お金に働いてもらったとしても、判断を下すのは人だからです。
哲学者デビッド・ヒュームは【理性が感情の奴隷である】と提唱しています。
人が何かを判断する時、感情と理性はなかなか切り離せないのです。
リスクを背負えば冷静な判断ができなくなり、普通に考えれば間違えないようなことでも、曇ったメガネをかけているかのように正しい判断ができなくなるのです。
大切なことは、感情をコントロールする技術をみにつけることです。
感情に支配されずに冷静に頭でモノを考えられるようになれば、お金を稼ぐスタートラインに立つことができるのです。
まとめ
【お金を稼ぎたいならお金のために働かない】という考え方についてお伝えした。
お金を稼ぐ考え方として、本記事をまとめると以下の通りでだ。
【要点】
- 現状維持では収入は減る傾向にある
- 【自分の持っている何か】を差し出すのには限界がある
- お金に働いてもらわないとお金持ちになれない
- お金の知識は自主的に学ぶしかない
- 感情をコントロールできないとお金は稼げない
人生100年時代と言われる現代を充実した人生にする為には、今から先を見越して【お金を稼ぐスキル】を身につけなければいけません。
50~70代の親世代の様に、
- 銀行に預けておけば大丈夫
- 会社の為に働けば退職金で老後も安泰
- 最後には国がなんとかしてくれる
親世代とは状況が異なります。
2019年6月金融庁の報告書によれば、老後の生活費は年金ではまかなえず2,000万円の預金が必要であるという試算も出されました。
これからは会社や国に頼らずお金を稼ぐスキルが必須となるでしょう。