この記事を読んでわかる事
- 住宅ローン借り換えのメリット・デメリット
- 住宅ローン借り換えの注意点
- 一番安い住宅ローンを組める金融機関がわかる
多くの人にとって、住宅購入が人生で一番大きな買い物です。
その人生最大の買い物をサポートしてくれるのが住宅ローンです。
とはいえ住宅ローンは借金ですから、毎月一定額を返済し続ける必要があります。
少子高齢化や雇用環境の流動化などで先々まで見通せない社会環境になっています。
加えて、年金制度の崩壊もあいまって、老後の生活資金も現役の間に用立てておく必要があります。
住宅を購入することで終の住処を確保できる安心感は得られるものの、住宅ローンを30年以上に及ぶ長きにわたって返済し続けることができるのか、不安に思われる方が多いかと思います。
この記事では、住宅ローン借り換えすることでどれほど月々の住宅費を節約することができるのかご紹介します。
目次
住宅ローンの借り換えとは?
家計の節約のためには、固定費を削減すると効率的です。
削減できる固定費で意外と知られていないのが、住宅費の節減です。
住宅ローンをお持ちの方は、より低い金利で住宅ローンを借り換えることができれば月々の住宅費を削減することができます。
ここでは住宅ローンを借り換えるメリットについてご紹介します。
借り換えのメリット
月々の返済額を軽くすることができる
住宅ローンの借り換えは、月々の住宅費を節減するだけのために行うのではありません。
住宅ローンを少しでも金利の低い金融機関から借り換えることができれば、月々の返済負担を軽くし少しでも返済までの期間を短くすることができます。
生涯で支払うことになる総住宅費もおさえることができます。
抑えることができた住宅費を老後資金やお子さんの教育資金に充てるなど、有効活用することも可能です。
住宅ローンの金利タイプを変更することができる
住宅ローンの金利タイプを借り換え時に変更することができます。
金利タイプには大きく分けて、変動型と固定型の2種類が存在します。
変動型では住宅ローンの金利が低く抑えられているために、月々の返済額を減らすことができたり、予定していたより多く住宅ローンを組むことができたりします。
その反面、金利が上昇してしまうと月々の返済額が多くなるために毎月の返済が難しくなるというデメリットも存在します。
一方で固定型では、返済期間を通して金利は常に一定です。
しかし固定型は変動型に比べて金利が高いため、総住宅費という観点からは高いものになってしまいます。
初めて住宅ローンを借りた時には、変動型で金利を安く抑えていたものの、金利が上昇しそうであると判断した場合には、住宅ローンを借り換えて固定型にスイッチすることもできます。
また反対に、現在のマイナス金利政策が当面続くだろうと判断してその恩恵を預かるために変動型に変更するというパターンも考えられます。
本来であれば金利タイプは一度借りてしまうと変更をすることができないものですので、直近の経済状況と見通しをもとに住宅ローンを借り換えるというのも賢明な判断かもしれません。
住宅ローンの返済状況を変更することができる
住宅ローンの借り換えをすることによって、住宅ローンの返済期間や月々の支払額、ボーナス払いの有無や金額を変更することができます。
なるべく繰り上げ返済を行うことによって総住宅費を抑えたい場合にも、住宅ローンの借り換えは有効な手段です。
また反対に、月々の返済金額を抑えて返済期間を長くとることによって、お子様の教育費などを当座で多額の資金が必要となる際に現金をストックしておくというような使い方もできます。
住宅ローンの借り換えをすることで、借入状況に合わせて柔軟に対応することができます。
借り換えの際の注意点
住宅ローンを借り換えることで様々なメリットを享受できることがお分かりいただけたかと思います。
それでは、実際に借り換えを検討する際に注意すべきことはあるのでしょうか。
住宅ローンを借り換える際に多額の手数料がかかる
住宅ローンを借り換える際には、様々な手数料を支払わねばなりません。
事務手数料や保証料、登記費用などが内訳ですが、総額すると金融機関によっても上下しますが概ね30万円から100万円程度かかるのが相場のようです。
この多額の手数料を支払ってでも住宅ローンを借り換えたほうが得をする人の条件をいかにまとめました。
こちらの条件に当てはまる人は、早めに住宅ローンの借り換えを検討した方が良いでしょう。
<表1 住宅ローンの借り換えを検討したほうがいい人の条件>
住宅ローン残高 | 100万円以上 |
住宅ローンの返済の残り期間 | 10年以上 |
借り換え前後の金利差 | 0.5%以上 |
金利タイプの変更はリスクでもある
住宅ローン借り換えによるメリットの一つとして金利タイプを変更することができるというのは先に述べました。
変動型と固定型の違いは、金利上昇リスクを銀行側がとるか住宅ローン借入者がするかという観点で説明することもできます。
金利上昇リスクを銀行側がとる場合には、そのぶんリスクプレミアムとして高い金利を借入者は支払う必要があります。
一方で、金利上昇リスクを住宅ローン借入者が取る場合には、実際に金利が上がってしまった場合はより多くの支払いをしなければなりません。
固定型から変動型に切り替えることによって月々の返済額という点では負担が軽くなるかもしれませんが、長期的には金利が上がる傾向にあることを踏まえると、目先の利益ばかりを追求するのにはリスクが伴うかもしれません。
住宅ローン借り換えのシミュレーション
それでは具体的に、住宅ローン借り換えによってどれくらい月々の住宅費の返済負担を軽くすることができるのか検討してみましょう。
借入元金を3,000万円、返済期間を35年とした時ローン金利差がどれだけ月々の返済額と生涯の総住宅費に影響を与えるかシミュレーションしてみました。
金利2.0%の固定型から金利1.3%の変動型に住宅ローンを借り換えた場合には、月々の返済額は99,378円から88,944円と毎月1万円以上削減することができました
35年目まで変動型の金利が1.3%のままで続いたと仮定した場合には、一生涯でなんと4,382,280円もの大金を節約することができる計算になっています。
このシミュレーション結果から、金利の低い住宅ローンに変えることが最も大きな節約効果を生むということを確認することができました。
住宅ローン借り換えの一括見積サイトおすすめ3選
金利の低い住宅ローンに借り換えることで大きな節約効果を生むことができるのはおわかりいただけたかと思います。
それでは実際に住宅ローン借り換えをする際に、1社ごとに条件を確認していかなければ、このような条件を見出すことはできないのでしょうか?
そのようなことはありません。
今はオンライン上で住宅ローン借り換えの一括見積もりを取ることができます。
一括で見積もりを取るだけでなく、条件の良いと思った金融機関に対してはそのまま審査請求までかけることができます。
ここではそんな住宅ローン借り換えの一括見積もりサイトで、お勧めとなるホームページをご紹介します。
【住宅本舗】住宅ローン新規借入シミュレーション入力
すでに10万人以上がこちらのシミュレーションを通して住宅ローン借り換えの見積もりを取っています。
80以上の金融機関から比較検討することができ、条件の気に入ったものがあればそのまま審査請求までかけることができます。
その上新規の借り入れも同じサイトでシミュレーションを行うことができます。総借入金額からシミュレーションを始めても良いですし、月々の返済額から見積もりを立てることもできます。
すでに住宅ローンを借りている方は返済予定表を手元に用意されるとより詳細な借り換えのシミュレーションをすることができます。
もちろん返済予定表が手元になくても簡単に見積もりを作ることができます。
サイトも見やすく、簡易な鍵と詳細が近くまでこちらのサイトで行えます。
住宅ローンの借り換えを検討する時には、まずこちらのサイトから確認してみましょう。
【MOGE CHECK】オンライン型不動産投資ローン借り換えサービス
ページトップに表示されているスライダーを動かして、現在借りている住宅ローンの残高や金利、借入者の年齢などの項目を入力するだけで簡単にシミュレーションを行うことができるのがこのサイトの特徴です。
複数の物件の借入のまとめなどもうこちらのサイトではサービスとして行っています。
こちらのサイトの利用者のアンケートでは、59%の利用者が住宅ローンの返済負担が毎月5,000円以上安くなったと回答しています。
簡単にシミュレーションすることができ、実績もあるこちらのサイトで住宅ローンの借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
【住宅ローン借り換えセンター】
この記事でもご説明してきたような住宅ローンの借り換えに関する基礎的な知識を、わかりやすい漫画を通してご紹介しているのがこのサイトです。
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借り換えサービスには専門家である住宅ローン診断士が、状況に応じて適切な住宅ローン借り換えサポートしてくれます。
住宅ローンの借り換えを検討したいけれども時間がないという人にオススメのサイトです。
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まとめ
住宅ローンの借り換えは、選択肢があまりに多くリスクを伴う可能性もあることから、行動に移すのに躊躇してしまうかもしれません。
住宅ローンの借り換えについてメリット・デメリットをまとめました。
【住宅ローン借り換えのメリット】
- 月々の返済額を軽くすることができる
- 住宅ローンの金利タイプを変更することができる
- 住宅ローンの返済状況を変更することができる
【住宅ローン借り換えのデメリット】
- 住宅ローンを借り換える際に多額の手数料がかかる
- 金利タイプの変更はリスクでもある
メリットとデメリットを比較すると、月々の返済額を軽くすることが出来るのはいいのですが、借り換えタイミングには細心の注意を払わなければ逆に損をする可能性があることが分かります。
どの金融機関の金利が一番安いのか?
どの金利タイプが良いのか?
一つ一つの金融機関から資料を取り寄せて見積もりをする…というのは大変です。
そんなときは、【住宅ローン借り換えの一括見積サイト】で比較するのが一番です。
今回ご紹介したようなオンライン型のシミュレーションサイトを活用することによって、住宅ローンの相場観を身につけることができます。
あなたも住宅ローン借り換えの一括見積サイトを活用して、住宅ローン借り換えの検討を進めてみてください。