この記事を読んでわかる事
- 家計簿のつけ方がわかる
- 支出の目安がわかる
- 効率よく貯蓄できるようになる
この記事を読み終わった後には、家計簿をつけるメリットがわかり、自分の支出を把握して貯蓄する前準備ができるようになります。
毎月さまざまな出費がありますが支出を把握できていますか?
毎月の収支を把握できていないと貯蓄できないどころか、給料日前になって生活費がピンチといった状態になりかねません。
そうならない為には、家計簿をつけて収支を管理することをおススメです。
しかし家計簿をつけるのを途中で挫折してしまう方が大半ではないでしょうか。
そうならない為にも家計簿をつける重要性を理解して、貯蓄できる体質になる方法についてお伝えしたいと思います。
目次
家計簿をつけるとはどういう事?
家計簿をつけるとは?
家庭の収入と支出を記録した帳簿を【家計簿】といい、お金の流れを把握知するための行為
家計簿はどのように記載するという決まりはありません。
もちろん書き方も自由です。
家計簿をつける目的は、【お金の流れを把握する】ことにあるので、形にこだわる必要はありません。
しかし家計簿をつけると聞くと、
・毎日つけないといけない
・領収書をもらわなければいけない
・領収書を保管しとかないといけない
このように【めんどくさい】という考えが先行するでしょう。
しかし上記でも述べたように、期間や形にこだわる必要性はありませんので、自分のスタイルにあった方法でも構わないのです。
家計簿をつけるメリットとは?
【家計簿をつけるメリット】
- 収支を目で見て把握できる
- 無駄遣いを減らせる
- 効率的に貯蓄ができる
収支を目で見て把握できる
家計簿をつける事で、何にいくら使ったのか【お金の使い道】を目で見て把握することができるようになります。
【目で見て】というのがポイントです。
人間の情報は80%を視覚に頼っていると言われているので、目から情報を把握するのは重要です。
ダイエットで例えるなら【計るだけダイエット】と同じ。
毎日体重を計ること(家計簿をつけること)で自分の変化(無駄遣い)に気がつくようになり、減量する(無駄遣いなくす)ように努力します。
【目で見て】確認することで感覚に惑わされず、正確に情報を把握することができるようになるのです。
無駄遣いを減らせる
収支を目で見て把握できるようになると、どこに無駄遣いしていたのかがわかるようになります。
誰しも支出にはクセのようなものがあります。
支出のクセとは?
- 1回の食費が多い
- 外食の回数が多い
- スマホの通信費が高い
…など
支出のクセは十人十色です。
様々な節約術や貯蓄方法がありますが、自分に合った方法を選んでいないのでうまくいかないと方が多いです。
自分の支出のクセを把握することで、これまで気が付かなかった無駄遣いに気付き、意識的に無駄遣いを減らすことができるようになります。
効率的に貯蓄できる
収支を把握できるようになると毎月どれくらい貯蓄できるのか、目標を設定することができます。
【目標を設定できるようになる事】というのがポイントです。
目標を設定しないで物事を進めるのは、ゴールのないマラソンをしているようなものです。
やる気が起きないどころか、計画もたてられず尻窄みで終わるケースの典型例です。
家計簿をつけて収支を把握する事で、目標金額や毎月の支出の予算を立てることができ、効率よく貯蓄ができるようになります。
支出の目安は?
〈理想な支出の割合〉
項目 | 割合 |
食費 | 15% |
住居費 | 25~30% |
水道光熱費 | 5〜6% |
通信費 | 5〜6% |
保険料 | 5〜6% |
その他の雑費 | 30~40% |
貯蓄 | 10〜20% |
食費 15%
食費は15%程度を目安に抑えたいところです。
外食が多い方は要注意。
外食の回数を減らしたり、自炊をして食費を抑える工夫をしましょう。
住宅費25~30%
住居費は持家の場合は住宅ローン、賃貸の場合は家賃や共益費・管理費などの合計で30%以内に抑えるのが理想です。
↓住宅ローンを抑えたい方はこちらへ↓
水道光熱費 5〜6%
水道光熱費は高くても6%に抑えたいところです。
高い場合は節電などに努めましょう。
通信費 6%
通信費は6%程度に抑えましょう。
スマホ代がかさむケースが増えています。
高額な場合はプランの見直しや格安SIMへの切り替えをしましょう。
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保険料 5~6%
保険料は年齢や家族構成にもよりますが、5~6%程度が理想です。
保障が良いに越したことはありませんが、のかけすぎも注意が必要です。
保険料の割合が高い場合は見直しも検討してみてください。
そういう時は【一括見積サイト】で比較して決める事をおススメします。
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↓公的保険を知りたい方はこちらへ↓
貯蓄10~20%
貯蓄額は家族構成にもよりますが、10~20%を目安にすると良いでしょう。
収入から余った残金を貯蓄にまわすという考えだではいつまでたっても貯蓄することはできません。最初に貯蓄する額を決めておくほうが良いでしょう。
↓誰でもできる貯蓄方法を知りたい方はこちらへ↓
あなたにぴったりな家計簿のつけ方は?
家計簿のつけ方には大きく分けて3つの方法があります。
【家計簿をつける3つの方法】
- 手書き家計簿
- パソコンで家計簿
- アプリで家計簿
家計簿のつけ方はひとそれぞれです。
自分にあった方法を選ぶのが1番です。
あくまでも家計簿の目的は、【お金の流れを把握する事】です。
何に記録するか?
どのように記録するか?
こういったことで悩む必要性はありません。
いろいろなサイトで家計簿のつけ方について触れられていますが、そんなにかしこまって書く必要はありません。
極論、自分が分かればオッケーなのです。
長く続かない方を分析すると、形にこだわり家計簿をつけることが目的になっているケースが多いです。
長く続ける為にも自分に合った方法を選びましょう。
手書きで家計簿をつける
手書きの家計簿とは?
市販の家計簿やノート等に手書きで家計簿をつける方法
- 手軽に始められる
- 収支を把握しやすい(覚えやすい)
紙とペンがあれば始められるので誰でも簡単に始めることができます。
また「手で書き」「目で見た」情報は記憶に残りやすいので、実際の支出を最も実感できる方法でもあります。
衝動的な買い物してしまいそうなとき、思い出して踏みとどまる抑止力になるかもしれません。
- 記入するのがめんどう
当然ですがすべて自分で項目や数字を書き、計算をしなければいけません。
書く事が好きな方であればいいのですが、そうでなければ長続きしないかもしれません。
パソコンで家計簿をつける
パソコンで家計簿をつけるとは?
エクセルなどの表計算ソフトで家計簿をつけるという方法
- 自動計算ができる
- 自分流にカスタマイズできる
数字を入力するだけで自動で計算ができるので、計算する手間がかからず計算ミスも少なくてすみます。
また自分で好きに項目などを追加できるのも魅力の1つです。
- パソコンがないと出来ない
- エクセルの簡単な知識が必要
もちろんパソコンは必須です。
また自動計算をするためにはエクセルの簡単な知識も必要になるので、まったく知識がない場合は作成する段階でつまづくかもしれません。
アプリで家計簿をつける
アプリで家計簿をつけるとは?
スマートフォン向けアプリを利用して家計簿をつける方法
- いつでもどこでも家計簿をつけられる
- 自動計算できる
- 口座等と連携できる
家計簿アプリを利用すれば、いつでもどこでも空いた時間に家計簿をつけられるのが最大のメリットといえるでしょう。
エクセルと同じく自動計算もできますし、初期設定をする必要性もありません。
また銀行口座やクレジットカードとの連携も可能ですので、銀行口座やクレジットカードの利用内容や金額といった情報を自動的に管理することができるようになります。
一部のアプリでは「レシートの写真を撮影するだけ」で自動的に利用内容や金額を読み取り、家計簿に反映させるものもありますので利便性においては断トツでしょう。
【おススメの家計簿アプリ3選】
- マネーフォーワード
- 家計簿Zaim
- Money Tree
- おかねのコンパス(無料)
まとめ
最後に家計簿をつけるメリットについておさらいしてみましょう。
【家計簿をつけるメリット】
- 収支を目で見て把握できる
- 無駄遣いを減らせる
- 効率的に貯蓄ができる
家計簿をつけることは、無駄遣いを減らし効率よく貯蓄するためには欠かせない作業です。
家計簿をつける方法も自分にあった方法を選びましょう。
【家計簿をつける3つの方法】
- 手書き家計簿
- パソコンで家計簿
- アプリで家計簿
【家計簿をつける】と聞くと、毎日やらなければいけない・めんどくさいというイメージが先行しますが、自分で決めたルールで行えればどうでしょうか?
・家計簿をつける頻度を週1回にする
・項目も自分が分かる範囲で大雑把に分けて記入する
・計算は自動計算のあるアプリを利用する
こういった【自分ルール】で家計簿をつけても問題ありません。
自分が後から見てわかればいいわけです。
家計簿をつける目的は【お金の流れを把握する事】、目的を間違えてはいけません。
ぜひ、この機会に取り組んでみてはいかがでしょうか?