貸し会議室投資を始めたいけど…
・もう飽和状態ではないか?
・売上はどのようにあがるんだろう?
・利益が出るようにあるのはいつから?
こんな疑問にお応えします。
貸し会議室投資を始める人が増えてきています。
個人だけで無く企業も参入してきており、物件の取り合いになっているのが現状です。
企業が参入してくるということは、まだまだ『稼げる』と判断したからでしょう。
結論として、貸し会議室は稼げます。
個人が参入する余地も十分にあります。
しかし、本当に稼げるのかどうか不安という人も多いでしょう。
本記事では、貸し会議室投資をスタートして実際に利益がでるようになるまでをリアルタイムで公開します。
【本記事を読んでわかること】
- 貸し会議室は飽和状態かどうか
- 売上がどのように上がるかの推移
- 利益が出るようになるまでの期間
【本記事の信憑性】
2016年から貸し会議室投資をスタートし、現在10室の貸し会議室を運営中。運営代行会社に全て任せる事で自分の時間を一切使う事なく、月々約40万円の不労所得を得ています。
目次
名古屋駅の貸し会議室事情
まずは名古屋駅の貸し会議室事情はどうなのか。
各プラットフォーム別にみてみましょう。
【スペーシー】名古屋駅の貸し会議室掲載状況
スペーシーの掲載数は290件。
スペーシーは都心部に強い傾向があるので、掲載件数も多いです。
【スペースマーケット】名古屋駅の貸し会議室掲載状況
スペースマーケットの掲載数は146件。
スペースマーケットは、貸し会議室だけではなくイベントスペースにも力を入れているが特徴です。
名古屋駅の掲載数としては、その他のプラットフォームに比べて少ない傾向にあります。
【インスタベース】名古屋駅の貸し会議室掲載状況
インスタベースの掲載数は360件。
最も名古屋駅での掲載件数は多いのがインスタベースでした。
インスタベースは最近利用者数が増えており、アカキンの貸し会議室でも高い割合を占めています。
重複して登録をしている運営者も多いことから、名古屋駅周辺で貸し会議室を運営しているのは300~400件です。
けして多いとは言えない数字です。
名古屋駅を選んだ理由
名古屋駅に貸し会議室をオープンしようとした理由には3つあります。
【名古屋駅を選んだ理由】
- 競合が少ない
- 立地が良い
- 大箱物件
それぞれについて解説します。
競合が少ない
名古屋駅は東海地方最大の駅であり、新幹線・JR・私鉄・地下鉄と利便性の高い駅です。
名古屋を中心に東西に分離しており、それぞれ特徴があります。
東側は、名古屋の玄関口として商業施設が多く人通りも多いのが特徴。
西側は、また別の様々な顔を持っています。
学習塾が多い学生街・アニメショップや同人ショップが多いオタク街・飲み屋や風俗店がある歓楽街という多面性を持った町。
イメージでいうと、東側の方がクリーンなイメージで貸し会議室に適していると感じられる人が大半ではないでしょうか。
しかし、そこが狙い目。
まだまだ出店数も少ない穴を狙って決めたというわけです。
他には名古屋駅乗客数の増加があります。
乗客数は増加傾向にあり、『あおなみ線』の開通によりさらに利用者数は増加しています。
下記が乗客数を表したグラフです。
【利用者数の推移】
<引用元:Wikipedia>
ご覧のように名古屋駅の利用者数は右肩上がり。
今後も増加する傾向にあります。
乗客数も増えれば利用者数も増える可能性が高いとふんだのも理由の1つです。
立地が良い
続いては立地です。
主要駅周辺では、なかなか良い物件が出てきません。
出てきたときに即断即決できなければ、すぐに他の業者に持って行かれるのが現状。
実際に渋谷の物件で10分悩んだ為に、物件を取得できなかったという経験があります。
出店する諸条件を全て満たした物件だったので、即契約を決めました。
大箱物件
大箱物件とは、広い部屋の事をいいます。
『大は小を兼ねる』というように、広い物件の方が利用されやすいのが特徴です。
貸し会議室の大半は、15名以内の物件が多い。
そうった競合に負けないようにすることからも大箱物件というメリットは大きかったのです。
名古屋駅でオープンした貸し会議室は?
ここでは、名古屋駅でオープンした貸し会議室についてご紹介します。
オープンしたのは2020年2月5日。
いろいろトラブルが発生してオープンが遅れてしまいました。
こちらが名古屋駅にオープンした貸し会議室です。
貸し会議室の売上と収益の推移
貸し会議室がどのように収益化していくのかについて解説します。
ただし、収益化については現在進行形で検証を公開していきます。
後進していきますので、こまめにチェックしてください。
詳細は下記グラフに表していますので、ご確認ください。
【2020年2月収益化推移】
オープンは2020年2月5日。
初めて予約が入ったのが2月12日で、約1週間かかりました。
その後は利用者数も増え、順調に売上が増加しています。
続いて、プラットフォーム別に見てみましょう。
【2020年2月予約状況】
予約件数は全部で15件。
その内訳は、スペーシー1件、スペースマーケット1件、インスタベース12件とほとんどがインスタベースで集客できていることがわかりました。
そして、2020年2月初月の予約件数と売上金額は下記のようになりました。
【初月の予約件数と売上金額】
- 予約件数:15件
- 売上金額:113,989円
では、続いて必要経費です。
【貸し会議室の必要経費】
- 家賃:96,800円
- 共益費:3,300円
- 水道代:2,000円
- 電気代:3,000円(概算)
- 管理費:10,100円(清掃費用込み)
必要経費は合計115,200円。
家賃や管理費などの経費を除いた収益は-1211円。
オープン初月からほぼ±0でスタートすることが出来ました。
まとめ
本記事では、貸し会議室がビジネスとして成立するのかについての検証結果を公開しています。
まだ現在進行形ですが、まずは好調なスタートをきれたと言えるでしょう。
今後も収益の推移については公開していきますので、楽しみにしていてください。
今回の検証結果をまとめると、
- 貸し会議室は稼げるビジネス
- オープンしてから利用まで1週間かかる
- 初月からでも収益が発生する可能性がある
ただし、貸し会議室投資はどこでも出せば利益になるという甘いビジネスではありません。
組む相手により大きく利益は変わってくるでしょう。
自身で施工から運営までするのであればいいのですが、運営代行会社に依頼する場合は十分に組む相手を選んで進めましょう。