この記事を読めば以下の不安が解消できます。
この記事を読んでわかること
- 運営代行はどこまでしてもらえるのか?
- 運営代行会社を選ぶ基準は?
- どこの運営代行会社を選べばいいのか?
貸し会議室投資の最大のメリットは時間を使わないほったらかしで運営できる点にあります。
しかし運営代行会社を選び間違えると、同じ物件だったとしても利益が出ない事態に陥る可能性があるので死活問題となります。
そこで今回は実際に貸し会議室を12室運営するアカキンが、運営代行会社選定で注意点についてお話ししましょう。
目次
運営代行会社は何をするの?
貸し会議室の運営代行会社が行う仕事は下記の5点となります。
【運営代行業務】
- 開業全般
- 予約管理
- メール、電話対応
- トラブル対応
- 清掃
開業全般
こちらは貸し会議室を開業するために必要な作業です。
【主な業務】
- 開業場所の選定
- 内装(デザイン/什器発注/納品対応/組立/設置)
- 壁紙装飾施工
- POP作成設置(注意事項など)
- 写真撮影
- 画像加工
- 予約ページの作成投稿
運営の準備作業になります。
ここでかかる費用が初期投資での代行費用となります。
この代行費用は代行会社により異なります。
もし、初期費用を少しでも抑えたいと考えるならば他者との比較も検討してください。
アカキンの裏技
もし初期費用を抑えたい場合は、什器の設置を自分で行うのも手だ。
大半がこの設置費用と言っても良いからである。
もしそうしたい場合は運営代行会社に相談してみるといい。
予約管理とは?
予約管理とは、予約サイトから申し込みされた情報を管理する業務です。
予約サイトが1つの場合は管理する必要はありませんが、2つ3つと異なる予約サイトがある場合は【ブッキング】を避けるための処置が必要になります。
申し込みの入り口を広げるために複数のサイトで申し込みをかけた方が利益につながりますので大事な業務となります。
メール・電話対応とは?
メール・電話対応とは、利用者からの質問や問い合わせ対応する業務です。
【主な質問やら問い合わせ内容】
- トイレの有無
- 設備について
- 下見がしたい
- 場所がわからない…etc.
あくまで参考例ですが他にも色々なメールや電話があります。
事前・当日対応も含めて全て対応してもらえます。
個人でこれをやろうと思うと大変ですよね?
だから運営代行会社に任せることがベストなのです。
トラブル対応とは?
トラブル対応とは、突発に発生したトラブルに対応する業務です。
【主なトラブル内容】
- 前の利用者がまだ使用している
- 予約がブッキングしていた
- 設備の故障
- 利用時間の延長
- 入室方法がわからない…etc.
このようなすぐに対応しなければいけない事態にも対応してもらえます。
これも個人でやるには難しい内容かもしれません。
清掃とは?
清掃とは、貸し会議室を清潔に保つための清掃業務となります。
清掃を怠ると、予約サイトへマイナスの書き込みがされる可能性があるので重要な業務です。
常に綺麗な状態で利用していただけるように頻繁に清掃を実施する必要があります。
運営代行会社選びの2つの注意点
運営代行会社選びには2つの注意点があります。
【運営代行会社選びの2つの注意点】
- 誠実、迅速な対応
- 手数料
誠実・迅速な対応とは?
誠実・迅速な対応は当たり前かもしれませんが、なかなか出来ない場合が多いです。
貸し会議室の特徴は全国各地で運営できるのがメリットではありますが、その反面管理が難しくなります。
誠実・迅速に対応するためには全国にネットワークが必要になります。
どれほどの対応能力があるのか見極めが肝心です。
相談前段階に細心の注意を払って確認しましょう。
手数料とは?
手数料には2種類あります。
【2種類の手数料】
- 運営代行会社への代行費費用
- ・約サイトに支払う掲載費用
運営代行会社への代行費用
こちらは上記でお話しした運営代行会社へ業務委託することで発生する毎月支払う費用となります。
こちらは会社によって費用は様々で、一律料金の場合もあれば収容人数によって変わる場合もあります。
毎月支払う費用ですので、安いに越したことはない費用です。
予約サイトに支払う掲載費用
こちらは予約サイトに予約ページを作成しますので、その掲載費用になります。
広告を出すような感覚です。
この掲載費用は代行費用とは異なり定額ではなく、売り上げに応じて支払う仕組みとなっています。
パーセンテージも予約サイトによって異なりますので、一度確認が必要です。
1%でも侮ってはいけません。
例えば20万円の売り上げに対しての1%でも2000円です。
年間にして24000円、5年で12万円です!
長期的な運営になりますので、短期目線ではなく長期目線で物事を判断するようにしましょう。
アカキンの裏話
貸し会議室運営で重要なのは、手数料をどれだけ抑えられるかだ。
アカキンも始めはこれで躓いた。
実は予約サイトへの掲載費用は一律ではない。
運営代行会社がピンハネしている場合があるので注意が必要だ。
確かめる方法は2つある。
1つ目は、他の運営代行会社と比較することだ。
予約サイトの掲載費用について確認するといい。
2つ目は、予約サイトの収益ページを公開しているかどうかだ。
紙面情報や独自の管理画面などは要注意かもしれない。
スペイシーは物件掲載者が自身の管理画面を確認できるが、スペースマーケットやインスタベース等は管理会社のアカウントで登録されているので、直接確認する事ができない。
しかし、予約サイトごとに物件の詳細は確認できる。
それを確認してみるのもいいだろう。
開示できない場合はピンハネしている可能性が高いと言えるだろう。
手数料は運営代行会社の代行費用と予約サイトの掲載費用を合計して考えるようにしよう。
【貸し会議室投資】運営代行会社選びでの2つの注意点:まとめ
この記事では、運営代行会社の具体的な業務と運営代行会社選びでの2つの注意点についてお伝えしました。
個人で参加するにはハードルが高い理由がわかっていただけたかと思います。
しかし、貸し会議室投資の最大のメリットは時間を使わないことです。
運営代行会社に任せて【お金に働いてもらう】という不労所得の第1歩を踏み出してはいかがでしょうか?