この記事を読んで頂きたい方
- 貯金したいのに上手くできない方
- 貯金したいけど方法がわからない方
- より効率よく貯金したい方
本人は気づいていませんが、貯金できない人はお金の使い方・習慣に共通点があります。
この共通点に当てはまる方は要注意です。
「今月は5万円貯金するぞ!」と思っても、月末には貯金どころか財布の中身は空っぽ…なんてケースはよくある話です。
あなたがもし貯金体質になりたいのならば、まず貯金できない人に共通するお金の使い方や習慣を改めましょう。
目次
貯金できない人の7つの共通点
余ったお金で貯金しようと考えている
余ったお金で貯金しようと考えている人は、絶対に貯金できません。
貯金できない人の多くが、この考え方です。
人は時間もお金も持っている分だけ使ってしまう傾向にあります。
これを【パーキンソンの法則】といい、心理学的にも証明されている事なのです。
人はお金をあるだけ使ってしまう生き物なので、収入が20万円でも100万円でも同じ事で、収入が増えれば貯金ができると言うわけではないのです。
貯金が苦手だと思っている
貯金が苦手だと思っている人は、貯金できません。
哲学者として有名なナポレオン.ヒルの言葉に【思考は現実化する】という言葉があります。
信じられない方もいると思いますが、人は想像した現実を引き寄せる力があります。
あなたが「貯金できない」と思えば思うほど(言えば言うほど)、貯金できない人間の思考になり、結果的に貯金できなくなっていきます。
一流のスポーツマンの「ビッグマウス」も同じ意味です。
「自分はできる」「自分が一番だ」と公言する事で自信となり、一流の結果を残します。
ですので、本気で浪費体質から抜け出したいのならば、「貯金できない」と思う苦手意識や口癖を直さなければいけません。
一流のスポーツマンと同じように「自分なら貯金できる」と自分に言い聞かせ、貯金できる思考へと切り替えていかなくてはいけないのです。
固定費を見直したことがない
固定費とは?
一定額で定期的に発生する費用のこと
【主な固定費】
- 住宅ローンや家賃
- 駐車場代
- 水道光熱費
- 保険料
- 通信費(スマホやインターネット)
- 習い事代
- 学校給食費など
貯金できない人ほど固定費を見直すということをしません。
固定費を見直すには、見積もりを出してもらって〜手続きして〜書類書いて…と手間がかかるので敬遠してしまいますが、効果は抜群です。
契約当初は最適なプランでも、使う環境が変わることで、必要以上に支払いをしているケースがあり、毎月の数万円減らすことも難しくはありません。
固定費を1万円削減できれば、生活水準を下げることなく1万円貯金ができます。
しかも、一度見直しをすれば毎月1万円は手元に残りますので、収入が1万円増えたのと同じ価値があるのです。
手間を惜しまず、見直しをしましょう。
ポイントに弱い
買い物するときに、ポイントがつくからといって追加で買い物してしまう人は貯金できません。
目の前のポイントを得るために、ポイントよりも大きいお金を失ってしまっては本末転倒です。
その他にも、このようなワードには注意しましょう!
要注意ワード
- ○○円以上で送料無料!
- 今買えば○○をプレゼント!
- 今買えばポイント2倍!
「得だな」と感じるかもしれませんが、本来買う予定のなかったものを買っていることに変わりはないので、浪費以外の何物でもありません。
ポイントを貯める事はお得でいいことなのですが、ポイント取得を目的にした買い物には注意してください。
自分へのご褒美が多い
自分へのご褒美が多い人は貯金できません。
欲しいものが見つかった時に、
「今週は仕事頑張ったから、自分へのご褒美にいいかな…」
と買ってしまうなんてことはありませんか?
【自分へのご褒美】が悪いというわけではありませんが、貯金できない人の特徴として、自分へのご褒美が日課になっている人が多いようです。
自分へのご褒美に買い物をする人は、買う理由を正当化させているだけで、「欲しいもの」を「必要なもの」だと思い込ませているのです。
ポイント
- 「必要なもの=消費」
- 「欲しいもの=浪費」
欲しいものを我慢しろと言っているのではありません。
消費と浪費を理解し、上手にお金を使うことが重要なのです。
アカキンは未だに浪費はしません。必要なものだけ買います。
貯金体質になりたいならば、買い物をする時、本当に必要なもの(消費)なのか単に欲しいもの(浪費)なのかを意識して買い物するように心がけましょう。
また、ウインドウショッピングが好きな人には浪費癖が多いという傾向にあります。
自ら浪費する環境を作っているようなものですので、買い物に行くとついつい買ってしまうという人は控えるといいでしょう。
外食&コンビニが多い
外食やコンビニでの食事が多い人は貯金できません。
誰もが知っているように外食やコンビニの場合、価格帯が割高になるので、食費がかさみ生活費を圧迫するのは必然です。
「作るのがめんどくさいから」
「便利だから」
どれも楽したいという人間心理から成り立つサービスで、貯金体質になりたい人からすれば天敵となります。
しかし、急に食費を抑えるために自炊しろと言われても、一気にハードルが上がりますよね。
ですので、まずは出来ることは何か?考えてみてください。
財布の中が整理されていない
財布を整理できない人は貯金できません。
レシート・ポイントカード・期限切れのクーポンなどが財布の中に溢れかえってパンパンなっている状態のことです。
このような状態は何にいくら使ったのか把握できていないケースが多いので、【お金の流れ】を把握できていない証拠とも言えます。
まとめるとこうなります。
【財布が整理できていないと…】
- 支出を把握できていない
- 所持金を把握できていない
- 浪費を把握できていない
支出や所持金を把握していなければ、ATMにいく回数が増え無駄な手数料を支払っている可能性が高いです。
また【本当に必要なものの購入=消費】と【必要の無いもの購入=浪費】の区別ができず、無駄な出費をしてしまう可能性も高まります。
誰でもできる効果絶大な貯金術【4ステップ】
誰でもできる貯金術なので決して難しいことではありません。
【貯金=我慢】と間違った知識を持たれている方が多いように感じますが、けしてそうではありません。
お金の使い方や物事の考え方を少し変えるだけで、誰でも簡単に始められすぐに効果を実感できます。
誰でもできる貯金術とは?
- 先取り貯金をする
- 家計簿をつける
- 固定費を見直す
- 流動費を見直す
①先取り貯金をする
給料が増えれば増えた分使ってしまうのと同じで、給料が減れば減った分でやっていけるというのが【パーキンソンの法則】です。
まずは騙されたと思ってやってみましょう!
貯金用の口座は、会社よっては2つ以上の口座に振り込みをしてくれる場合もあります。
直接貯金用口座に振り込んでもらえるので利用しないてはありません。
ポイントは、【貯金を先に避ける】ということです。
これができれば、毎月一定額貯金することができます。
②家計簿をつける
貯金ができるようになる為に、まず【お金の流れ】を把握しましょう。
お金の流れを把握する事は、ムダな支出を見つけるために無くてはならない方法です。
ダイエットで例えるなら『計るだけダイエット』と同じ原理です。
計るだけダイエットとは?
毎日体重計にのるだけのダイエット方法で、食事制限や激しい運動をしなくても効果があるダイエット法として人気があります。
家計簿をつける事は、計るだけダイエットと同じ効果があります。
家計簿をつけるメリット
- お金の変化を把握できる(体の変化を把握できる)
- 貯金のコツがわかる(ダイエットのコツがわかる)
- お金が貯まるのでモチベーションが上がる(体重が減るのでモチベーションが上がる)
- 浪費癖を防止できる(リバウンドが防止できる)
家計簿をつけるとなると、レシートの情報をノートやパソコンに入力していく・・・といったことを思い浮かべて、めんどくさいと感じるかもしれません。
しかし、今はスマホ1台ですべて管理できます。
③固定費を見直す
特定の保険会社にいくと当然ですが自社の保険商品しか紹介してくれません。
そういう時は、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがいいでしょう。
こうした仲介する会社は、自社の商品を扱っているわけではありませんので、自分の利益のために偏った商品を紹介するということはしません。
よく話を聞き、あなたにとって最適な保険サービスを紹介してくれます。
もちろん相談は無料です。
固定費を見直す時の1番のハードルは【めんどくささ】になりますが、こういった面倒な申し込みや手続きなどもすべて代行してくれるので、忙しいという方でも安心です。
まずは相談するところから始めましょう。
④流動費を見直す
流動費とは?
毎月増減する費目で生活するための活動費
【主な流動費】
- 食費
- 交通費(ガソリン代・高速代など)
- 日用品代
- 医療費
- 被服費
- 交際費
- 娯楽費
- 嗜好品代
- 理美容
- 化粧品代など
貯金ができる人は流動費の占める割合は35%以下、貯金ができない人は45%以上と大きく異なることがわかっています。
流動費の目標は、収入の35%以下を目標にしましょう。
しかし、いきなり切り詰めすぎても挫折してしまいます。ハードルを少しづつ上げていき、出来る事から始めるようにしましょう。
具体的な方法は?
- ご飯を炊く(自炊する)
- マイボトル持参
- スーパーで買い物する
- 少し食べてから外食する
- 移動手段を徒歩や自転車に変えるなど
誰でもすぐに始められることばかりです。
アカキンも未だにご飯は家で炊くことが多いです。
小さなことでも積み重ねれば、大きな成果となります。
例えば、1日1本の140円のペットボトルをマイボトルにかえれば、
140円×365日=51100円
年間5万1100円も節約で稼ぐことができるんです。
小さな積み重ねですが効果は絶大です。
できる事から少しづつ始めていきましょう!
貯金できない人の7つの共通点とは?【コツがわかれば貯金は簡単】:まとめ
貯金できない人の共通点にいくつ当てはまりましたか?
全部をいきなりやめるのは難しいかもしれませんが、1つづつでも順番に治していかなければなりません。
誰でも貯金体質になれるように4ステップに分けた解決策をご紹介しました。
貯金体質を作る4ステップ
- 先取り貯金をする
- 家計簿をつける
- 固定費を見直す
- 流動費を見直す
知識を得ただけでは何も変わりません。
行動に移してこそ、変われるチャンスを掴むことができます。
1年後、3年後の変化している自分を想像して、目標をもって行動しましょう!!